こんにちは、アコースティックギターリストの矢野サトシです。
最近ではYoutubeなどで音楽のライブ動画をご覧になられる方も多いかと思います。
そこで今日のテーマは『ギターで会話をする』というところに焦点を当ててみたいと思います。
よくステージ上でギターリスト同士が、もしくはギターリストと他の奏者が演奏しながら相手の顔をみて微笑んでいるというシーンを目にされたことがあるかと思います。
実はこれ、ステージ上でお互いの音で会話をしているところなんですね。
例えばその会話の内容を翻訳(笑)例を見てみましょう(^^)
片一方のギターリストが、
A:「ちょっとこんなフレーズ弾いてみるで!」
と弾いたとします。するともう一人は、
B:「おっ、そう来る!じゃあこっちはこんなんで!」
A:「お~、きたきた!! え~感じやん!!」
てな具合に言葉はないのに音でコミュニケーションが交わされてたりする訳なんです。
僕自身も今ステージ上でよく会話をする相手と言えば、Second Harmonicsの相方でもあるパーカッショニストのポッキーくん。
ギターで奏でた音を彼がリズムで返してくる!
そんな感じで彼とのステージは毎回楽しませて頂いてます。
もう一人会話を楽しませて頂いた方と言えば、同じくパーカッショニストのヨッシーちくわさん。
あの方は強烈に音で話しかけてこられました(^^)
毎回返すのが大変なくらい(笑)
ホントすごく鍛えられました(^^)
ではギターで会話するためにはどうすればいいのでしょうか?
難しくはありません(^^)
①まずは相方のミュージシャンを信頼すること。
②相手の出す音をよ~く聴いておくこと。
③どんなフレーズでもいいから、今思っている感情を乗せて相手に音で伝えること。
この3つをしっかりと感じておけば、最初は雰囲気でやってみて構わないと思います(^^)
もちろんギターに限らず他の楽器でも出来ますよ。
またこれをやってみることで後々、演奏上の表現力を出すための強い味方にもなってくれます。
ぜひ楽しみながら実践してみて下さい(^^)