こんにちは、アコースティック・ギターリストの矢野サトシです。
アコースティックギターを演奏する上での代表的な奏法としては
・ストローク奏法
・アルペジオ奏法
・スリーフィンガー奏法
・カーターファミリー奏法
・タッピング他特殊奏法
等が挙げられると思います。
そんな中、今日は様々なジャンルに応用の効く『スリーフィンガー』について。
シリーズとして全5回に分けて解説してみたいと思います。
『スリーフィンガー』と言えば、洋楽ではサイモン&ガーファンクルの「The Boxer」、国内ではザ・フォーク・クルセダーズ「あの素晴しい愛をもう一度」や山本コータローとウィークエンド「岬めぐり」などなど名曲も数知れず。
最近のヒット曲でもさりげなく伴奏でこのパターンが使われていたりして、覚えておいたら間違いなく役に立ってくれるのではないかと思います。
またジャンルとしては、アコースティック・ブルースやカントリー、ブルーグラス、ラグタイムなどにも応用も効きますので、知っておいて損のない奏法かと思います。
僕自身も自分のギターインスト曲にスリーフィンガーのパターンを組み込んだりもしています。
では実際にはどんなパターンなのでしょうか?
弾き語りの歌本などのギターパートに書かれてある楽譜を目にされた方も多いのではと思われます。
「タンタカタカタカ・タンタカタカタカ♪」
という、いわゆるカントリーやブルーグラスミュージックで聴かれるバンジョーのリズムによく似ていますね。
ちなみにスリーフィンガーと呼ばれる奏法の由来は、
p・・・親指
i・・・人差し指
m・・・中指
右手3本の指で弾くことから。
そんなスリーフィンガーのベーシック・メソッドの第1弾!
今日は「p」親指の動かし方、つまりベースラインから。
メトロノームのテンポは最終的なフレーズの音数を考えて、50~60くらいから始めてみましょう。
【スリーフィンガー・メソッド①】
ぜひチャレンジしてみて下さいね 🙂