こんにちは、Studio Leaf代表ギタートレーナーの矢野サトシです。
今回のテーマは『ルート音について』!
以前のコラム『コードストロークを上手く聴かせる方法』でお話しさせていただいた内容をもう少し詳しく行ってみますね。
ここでお話しさせて頂いた最も重要な点は、
和音を鳴らす際に、そのコードのルート音をボトムにして弾く
でしたよね。
では、各コードにおいてのルート音はどのようになっているのでしょうか?
別表を掲載致しましたのでこちらをご覧ください。
【Fig.①】では各メジャーコードとルート音の関係をチャートにしてみました。
んっ、何だか難しそう??
はい!そんな方のために【Fig.②】ローポジションにおける各メジャーコードのフォームもご用意いたしました!!
鋭い方は、もうお気付きになられてると思います。
そうなんです!
【Fig.②】のフォームを押さえてRと書かれている弦から弾けば自動的にそこがルート音になっているんです 🙂
つまりはDコードの場合はRが4弦(細い方から数えて4番目の弦)がルート音になっているのでそこから弾けば良い訳なんですよね。
ルート音というのはそのコードにおける最も根っこになっている音。
※EとFコードについては、4弦もルート音として使えますよ 😛
では、ここでお手元のギターを手にして【Fig.②】の、どのコードでも良いのでRと書いている弦から弾いてみましょう!!
このルート音からコードを鳴らしてみると『ハッキリとした安定感のある音』になるのが判りますよね。
うん、心地良い響きになりましたね 😀
ストロークやアルペジオ、その他主要な奏法ではこのルート音の知識は重要なポイントを占めますので、ぜひとも覚えて皆さんのギタープレイにお役立て下さいね 😀
えっ、ひとつ質問があるって??
Cコード、×が書いてある6弦から弾いたら間違いなのかって??
ハイ、良い質問ですっ!!
ちなみに6弦から弾いても基本的にドミソの和音、つまりCコードになり間違いではないのですが、実は音の構成や考え方が少し変わって来るんですね。
これについては、また改めて別の機会に詳しく触れてみたいと思いますのでぜひお楽しみを~ 😀