曲を作るということ

こんにちは、アコースティックギターリストの矢野サトシです。
今日は、いつもとは少し趣向を変えて曲作りについて。

僕自身、最近では専らインストの曲作りがメインとなっていますが、そのプロセスについてお話ししてみたいと思います。

その昔、歌モノの曲を作っていたこともあったのですが当時は、
ギターを弾きながらメロディとコードと歌詞を同時進行で作っていたことが殆どでした。
しかしその作り方ばかりだと、曲調がどうしても似てきてしまうんですね。

で、現在のインスト曲の作り方はと言うと、

①メロディ先行型
②コード進行先行型
③ベースライン先行型
④ポジション探し先行型
⑤オープンチューニングで何だかんだ弾いていく先行型

など等、何だか判らない先行型が沢山並んでいますが・・・(笑)
とにかく色々な方向から作るようにしてます。

ただ上記の①~⑤までのいずれの作り方においても僕の中で必ず優先されるものがあるんですね。

それは、

『どれだけ心地良く弾くことが出来るのか!!』

ということ。
どのパターンが来ても必ず心地良い音の並びやフレーズがあるんですよね(^^)
作り手によってはよくそれを『降りてくる』という表現を使う方もいらっしゃいますよね。

実際、それが何によって導き出されるのかは未だに自分でも判っていないのが正直なところなのですが(笑)
ただ、僕自身何となく最近感じるのは太古の昔に感じたことのある遠い遠い記憶を辿って行っているように思うこともあります。

まあ、その感じ方は大げさとしても、そんな風に感じながら曲を作った方がいい曲が出来そうに思いませんか(^^)

このブログを読んで下さっている皆さんの中で曲を作ったことが無いという方がもしいらっしゃったら、どんな形でも構いません。
まずは形にとらわれずに1曲作ってみて下さいね!
歌モノでもインストでも、それが満足出来る作品になれば大成功ですし、もし仮に思うような曲が出来ない場合でも今までと違う世界がきっと見えて来ますよ!
自分の曲を持つということは本当に何事にも替えがたい大切な宝物になりますよ(^^)