ギターの特性を知ろう

こんにちは、アコースティックギターリストの矢野サトシです。
本日のテーマは『ギターの特性を知ろう』です。

ギターは、弦楽器特有と言っても良いと思いますが、同じ高さの同じ音が数か所に存在するのです。
例えばピアノと比べてみましょう。
図①の『ド』の音はピアノの88鍵ある鍵盤の中でひとつしか存在しません。

図①

ところがギターという楽器はこの『ド』の音が5か所も存在するのです!
ではその場所を見てみましょう!!
楽譜で書いてみると図②の通りとなります。
図②

それをギターのフレットを模した絵で示したのが図③です。

図③

いやいや中々の驚きの事実ですね。

ただそれぞれが同じ高さの同じ音なのですが、その響き方には違いがあります。
1フレットのローポジションは一番サステインが得られます。
これがブリッジ側のハイポジションに行くに従って減衰音は短くなります。

コードボイシングをメインにするのか、シングルノートのソロギターを弾きたいのか、各々の特性を考えてポジションを選んで演奏してみられてはいかがでしょうか?
あなたのギターライフにお役立て頂ければ嬉しいです(^^)